SPACE DESIGN OFFICEを軸にアンティークShop/スタジオ 'SIEBEN'の運営を通して、
クリエイティブな人の輪の連鎖を作ることを目的とした集団。
デザイン、アート、食、旅などなど、私たちの楽しくも大変な舞台裏を気ままにNEWS&COLUMNにてご紹介。

NEWS & COLUMNS | TYPESEVEN

2011/08/28

佐藤繊維 東京OFFICE&SHOP OPEN!!

先日Columnでも概要を説明した佐藤繊維さんの東京OFFICE、SHOPが完成し、

昨日(26日)に無事レセプションも終え、本日OPEN致しました。

 

1F : notre escalier(SHOP)
B1F : notre escalier(SHOP)
2F : OFFICE
3F : SHOWROOM(紡績・アパレル)
4F : SHOWROOM(アパレル)

 

渋谷の東に位置する5階建ての中古ビル一棟のフルリノベーションが今回のプロジェクト。

去年末から始まり、4代目になる佐藤社長とコツコツ打合わせを重ね進めてきました。

前回の代官山店を踏襲し、

SHOP名になっている「notre escalier:フランス語で‘私たちの階段’」という意を

さらに進化させ、建物全体「Torra della scala」、「階段の塔」という

ビル名そのものが今回のコンセプトになりました。

常に前進し、高みを目指していく意思と決心の表れ。私はこのコンセプトをそう解釈し、

社長の熱い意思に応えられるよう、覚悟を決めて望みました。

打合せは佐藤社長と、私たちTYPESEVENのアイデアの掛け合いで進んでいきました。

共にフランスに行ってアンティークの買付をしたことあるだけあり、

多くの言葉は必要としません。

もちろん色々難関に立ち止まる事もあり、

時間もかけてきましたがライブのようにどんどん進んでいった印象です。

 

1FにはOFFICEとSHOPのエントランス。

SHOPは全面ガラス張りに縦の格子のバランスが、気持ちいい感じになりました。

OFFICEエントランス部分の白黒の市松タイルはフランスのアンティーク。

佐藤社長が自らフランスから購入し山形の倉庫に寝かせたいた代物。

そして以前共に買付けたアンティークのレリーフ格子を

両方に使用することで韻を踏んでいます。

TYPE SEVEN/タイプセブン

 

1FのSHOPは、アンティークの家具やドア、フローリング、タイルでまとめています。

ランダムに突出した緑のタイル柱が迷路感を出すイメージ。

入口のディスプレイテーブルの天板や柱のタイルは、ベルギーのメーカーから弊社が直接輸入したもの。

元々はモロッコで作られた表面に表情があるタイルです。

店内いたるところにあるユニークなランプはフランス在住の日本人アーティストの方に製作して頂いた特注品。

店内奥にはB1Fにつながる螺旋階段は

イギリスのアルバートミュージアムからインスピレーションを受け、

進化したいったデザインの手摺が特徴的です。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

そのB1Fにはフランスから購入してきた100年程前の螺旋階段。

2段のステップにもアンティークの石タイルを使用。

ドライエリアにはあえて目線を高くした植栽を植え込み、

ピンクの間接照明でカワイサ&怪しげな雰囲気を演出。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

店内の奥には屋根裏部屋をイメージした、Lounge area。

アーティストの谷村氏にお願いをして壁画を描いてもらいました。

ペンダントランプは今年ミラノサローネで見つけたmoooiの新作。

実はこのランプ、内部にはファンがついていてシーリングファンの役割もします。

地下で湿気の多いこの部屋にとって最適なものを発見。

見つけたときは、「このプロジェクトのために作られたのでは?」と思ったほど。

ちなみに床材はベルサイユ宮殿で200年前に使用されていたパーケット。かなりの希少品。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

1Fに戻り、OFFICEのエントランス。

こちらは打って変わり、アンティークの市松タイルに、白天井と壁、

カラーガラスやデザイン的なサインの組合せで落着きのある

シンプルモダンな印象に仕上げました。

奥に見える階段の吹き抜けには全長15mになるオリジナルペンダントランプを配置。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

ランダムに吊り下げられた様々な形状のペンダントランプ、電球に佐藤繊維の原点でもある

糸や編み込まれたニットを巻き付け、このビルの顔ともいうべき存在感に。

さすが拘り抜いて作られた糸たち。素晴らしいものができたと思います。

TYPESEVEN/タイプセブン

TYPESEVEN/タイプセブン

 

各階にテーマを決め、色合いがグラデーションになり違う見え方になっています。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

2FはOFFICEスペース。

営業と、企画の方達がここで仕事をします。

弊社TYPESEVENからのオープン祝いでハンギングタイプのプランター&植栽をプレゼント。

ロンドンで見つけて気に入ってしまったプランターです。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

TYPESEVEN/タイプセブン

 

3Fは紡績とアパレルのショールーム。

紡績用の空間は糸サンプルがキレイに生えるようシンプルに白で統一。

ダークカラー(アパレル)とでコントラストをつけました。

アパレル側には躯体をぶち抜いてアイアンの階段を取付けました。

途中まではモルタルを打った階段。実はアイアンの階段は空中に浮いているんです。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

写真では分かりづらいですが間仕切のアイアンフレームのドアも拘って製作。

 

TYPESEVEN/タイプセブン

 

4Fはアパレルのショールーム。

シンプルな空間に天井の照明が映えます。

実は白と躯体色の塗り分けのバランスもこの空間では生きているんです。

TYPESEVEN/タイプセブン

 

正直大変な事はたくさんありました。

でも佐藤社長と仕事ができたこの半年は刺激的でかけがえのないものになりました。

お互い刺激を受け合い、セッション出来た事は今後の糧になっていくと思います。

佐藤社長を始め、佐藤繊維のスタッフの皆様、その他協力頂いたアーティストの皆様、

そして施工業者さんの方々、本当に有り難うございました。

一般の方は一部のスペースしか見れないと思いますが、

ご興味ある方は是非足をお運び下さい。

商品も糸から拘った素敵なデザインのものばかりです。

 

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notre escalier(ノートレ エスキャリエ)

東京都渋谷区東2-1-11
TORRE DELLA SCALA(TDSビル)1F,B1F

www.notre-escapist.jp/

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Photo:KOZO TAKAYAMA(TANK)

弊社設計事務所の詳細はこちらになります。

 

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2011/08/27

「VAROSH / MURDER LICENSE 」@ 心斎橋

弊社TYPESEVENが空間デザインを担当させて頂きました

Ceno  Companyさんが展開しているメンズブランド

「VAROSH」と「MURDER LICENSE」の複合店が

心斎橋BIG STEP、地下2階に8月13日オープン致しました。

初めて取引させて頂くクライアントだけあり、自ずと気合いが入ります。

ただ、プラン作成から着工まで1ヶ月半。時間がない…。

50坪ほどの空間に2ブランドを複合させるプロジェクト。

両ブランドともイメージは明快で、そのイメージをもとにCONCEPTを作る作業に入りました。

アメカジテイストが強いVAROSHは、テーマを「男の遊び場」に決定。

大人になっても忘れない子供心。小さな倉庫を借りて、気に入った物だけ詰め込んで、

自分だけの世界に浸る。友人の自然な”たまり場”になる。

男なら、誰もが一度は夢見る自分だけの遊び場。そんな空間をイメージし

デザインに落し込んでいきました。

壁面には白熱球の電飾サイン。ラスベガス的な西海岸の高揚感を演出。

アンティークの作業台やトランク、あえて形がバラバラなチェアやスツールを集め

雑多な雰囲気を出しました。什器には無骨なガス管を使用。ハンガリー製のインダストリーなランプをあえて束ねてアクセントにしています。

TYPE SEVEN/タイプセブン

遊びと言えばやはりビリヤード。いつかは家に置きたいと夢見る男子は多いのではないでしょうか?

そんなビリヤード台をあえて什器に使用し、遊び感をプラス。

天板はあえてラフな表情のラワンベニヤに変更し、ステンシルでグラフィックを入れました。

更にイギリス製の黒いアンティークランプを赤色に塗装しましています。

そういうディテールを拘るだけでトレンド感が

アップし空間のアクセントになってくれます。

TYPE SEVEN/タイプセブン

TYPE SEVEN/タイプセブン

店内の奥にはデニムラックを配置、ガス管とグレーチングで組んだ什器を製作。

一部壁面にはリサイクルショップを探しまわり見つけてきたスピーカーを積み上げ、

奥までお客様の興味を引き込み、足を運ばせる仕掛けになっています。

TYPE SEVEN/タイプセブン

かたやカジュアルな中にドレスシャツやスーツ、モノトーンが主体となっているMURDER LICENSE。

そこで考えたテーマが「インダストリーブラックホテル」

マンハッタンのチェルシーホテルの様な、古くてもセンスのいい空間での生活。
排他的だが、男としては憧れてしまうようなホテル住まい。
そんな、非現実的で非社会的なクールな生活をインダストリーな素材感や形状、

黒をメインにした空間に落し変えてデザインしました。

窓をイメージしたアイアン製の建具。開ければブランドのイメージビジュアルが貼れるようになっています。

天井は軽量鉄骨の下地材をあえて見せ、照明の配線もむき出しに排他的な雰囲気を出しました。

全体的にシンプルにまとめた空間をこの天井がまとめ役になってくれています。

TYPE SEVEN/タイプセブン

柱廻りのミラーには、アクセントに太いスチールLアングル+鋲でさりげないディテールを取り入れています。

アクセサリーキャビネットもオリジナルデザインで製作。

TYPE SEVEN/タイプセブン

同じくリサイクルショップで購入してきた中古のエレキギターのアンプ達。

TYPE SEVEN/タイプセブン

各什器ともスチール、エキスパンドメタルを使いシンプルにまとめました。

TYPE SEVEN/タイプセブン

今回の新店は心斎橋BIG STEPの地下二階にあります。

ご興味のある方は是非お店にお立ち寄り下さい。

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2011/08/12

蕎麦屋散策 その2

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

そんな暑さを和らげる最近休みの日のお気に入りの蕎麦屋を紹介。

中目黒の目黒川沿いにあるオシャレお蕎麦屋さん「東京 土山人」です。

厳密には中目黒駅からも、池尻からも近くはなく、

ちょうど人通りが少なくなったぐらいの地下になります。

今の時期頼むのは、写真の”“冷やしかけすだち蕎麦“ともろもろ付け合せ。

見た目も涼しげでのど越しがいいです。

店内奥は蕎麦屋さんには珍しいラウンジスタイル。

地下なので、吹抜けの庭がありお酒の飲みながらゆっくり過ごせる感じです。

蕎麦はもちろん自家挽き。

しかも細挽き、粗挽き、変わり蕎麦、太切りの4種類に打ち分けているようです。

こちらの拘りは蕎麦だけなく、空間、特に器が素敵です。

いろんな作家に特注で頼んでいるようで、いつも器を愛でながら蕎麦を愉しんでいます。

お近くに立ち寄りの際は是非!

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◆東京 土山人

東京都目黒区青葉台3-19-8 CRASSULA青葉台 B1

TEL: 03-6427-7759

http://www.geocities.jp/tokyodosanjin/

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CATEGORY: FOOD

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