ロンドンに別れを告げ次に向かうは、今回の旅の最終目的地、北欧デンマーク•コペンハーゲン。

北欧の冬は寒く、長くて暗い。
そんな物悲しい冬を快適に楽しく暮らすため、伝統的にインテリアにこだわりを持つ北欧の人々。
ヤコブセン、ウェグナーなど、巨匠と言われるデザイナーの家具が1950年代に量産化され、一般家庭にもデザイン家具が急速に普及したことも、そのセンスがさらに磨かれる理由になった。
いわゆる家具としての北欧デザインの歴史は他のヨーロッパ諸国の歴史に比べるとまだまだ浅いが、親から受け継いだデザイン家具やインテリアセンスを活かしながら、その受け継いだ家具に色を塗り重ねリメイクしたり、椅子の張地を変えて部屋のアクセントにしたり、それぞれのライフスタイルに合わせて家具と共に暮らしている。
そんな家族にまつわるストーリーが感じられるのが北欧家具の素晴らしいところだ。
そんなストーリーに直に触れてみたくデニッシュデザインの国デンマーク•コペンハーゲンに降り立った。

大小400以上の島々からなるデンマーク。ここコペンハーゲンも多数の運河がある港町。運河沿いには中世から建つカラフルな石造りの建物がならび、一階はカフェやレストランになっている。どの店も可愛い店構え。特に看板が面白い!

街の中には普通にポール•ヘニングセンのHP5ランプ。
古い建築とも違和感なくマッチング。

初日はホテルへチェックインを済ませ、足早に向かったのはアンティークマーケット。
翌日はアンティークディーラー周り。

こんなゴミだめのような中に掘り出し物が眠っていたりする。

磁器のタイルが埋め込まれたテーブル。こういうデザインがデンマークらしくてかわいい。

結局、60年代の花瓶や照明を数点購入。
買い付けが終わる18時前には
ほとんどの店が閉まるので、早めのディナーに向かう。
初日の夜はコペンハーゲン版ミート•ディストリクトのオシャレ地区にある「Pate Pate」。
内装にあまりお金をかけていないが随所にセンスの良さが感じられる。

ワインボトルにキャンドル。
しかも手書きのナンバリング。
こういう、なんてことないセンスが大事なんだよなあ。

ヨーロッパ全般にそうだが、キャンドルを灯す飲食店は多い。その中でも特にデンマークは多く感じた。ロンドンやパリのような大都市と違い薄暗い空の存在が大きいぶん、沢山の温かいキャンドルの演出が、寒い外を行き交う人々に店に入りたくなる気持ちにさせる。
キャンドルの光りの中での食事。天井に照明はなく、最小限の白熱球のみ。かなりイイ雰囲気だ。

さて、肝心の食事。北欧ときたらやっぱりサーモン。
脂ののったスモークサーモンは薄くスライスされた中に歯ごたえがあってウマい。
日本で食べる薄いサーモンでウマいと思ったことは無かったが、旬でもあるが、やはり本場は違うということ?

メインは牛の背中の肉のグリル。これもうまかった。
日本のガイドブックや、雑誌には一切載ってないのでオススメ。
デンマーク、数日過ごしたが、食事はなかなかやるぞという印象。素材がいいこともあるが、フュージョンやガストロノミック料理も流行っている。

お腹も満腹になり、ワインでももう一杯といきたいところだかが、ホテルに帰って仕事仕事‥。
出張中は毎日メールで送られてくるスタッフからの日報や進行中のプロジェクトの返事で毎日夜と早朝は仕事の時間。
だから意外にもホテルに戻る時間は早いのだ‥。
でも夜の楽しみが少ないコペンハーゲンにはちょうどいい。
さてホテルへ戻ろう!