那須の奥座敷、北温泉。

 

秘湯中の秘湯と言っていい山奥にあり、江戸時代から続く歴史ある湯治場の一軒宿だ。

温泉好きには熱烈なファンがいるというこの宿に、GWを利用して伺ってきた。

 

駐車場から山道を5分ほど歩いていくとその全容が見えてくる。

江戸、明治、昭和の建物が地形に合わせて複雑に増改築されている。

 

 

外部には温泉プール。

 

 

中に入るとその濃厚な湯治場テイストにクラクラ。

浮かれた気分で来る者は、必ず返り討ちに合うこと間違いなし。

 

湯治場ならではなのか、仏様まで奉られている。

 

 

そして、北温泉の名物はこの「天狗風呂」。

1200年ほど前に天狗が発見したという云われる北温泉。

このシュールな空間を味わいたくて訪れる人が後を絶たないのだ。

一応、混浴なのだが廊下が脱衣場になっているため、シチュエーション的に

女子には少々厳しい印象。

でも、そこであきらめず見張りをお願いして入浴することをすすめる。

一緒に居合わせた、宿泊客の方は「夕暮れ時の薄暗い感じが、怖くていい。」と・・。

何ともマニアックな天狗の湯。

 

 

 

その天狗の湯と並んで北温泉のシンボルなのが

宿の前にある通称「温泉プール」とも呼ばれる大露天風呂。

大きさは15m×10mもあり、北温泉の名物のひとつである。

 

昼は山に囲まれた景色を愉しめ、夜は満天の星空がパノラマで愉しめる。
こちらも混浴(水着可)でプールとは呼ばれているが泳ぐには少し浅い。

 

その他、男女別の川のせせらぎを聞きながら入浴できる露天風呂や、

写真(下)は一番上の階にある北温泉全体が見渡せる内風呂(女湯)があります。

 

 

しかし湯治場としての歴史を持つこの温泉旅館に娯楽や遊びを求めてはいけない。

サービスも皆無、タオルも持参、トイレ共同、部屋も小汚い。

 

金額は1泊2食で江戸時代建物が¥7,500、明治時代建物¥8,500、昭和建物¥9,500。

コストパフォーマンスはすごく良い。日帰り入浴(¥700)も可。

 

この情緒、是非皆さんもお試しあれ。

 

 

 

ー湯治(場)ー

湯治(場)とは、温泉地に長期間(少なくとも1週間以上)滞留して特定の疾病の

温泉療養を行う行為(場所)である。日帰りや数泊で疲労回復の目的や物見遊山的に行う

温泉旅行とは、本来区別するべきである。

※Wikipediaより引用